森林政策と里山再生を軸に、都心の再生と郊外のリノベーション・スポンジ化を推進する一方で、森林・里山の再生による生物多様性の保全と自然との共生を目指します。森の木プラットフォームを活用して木材の循環を促進し、六甲山の木材利用と公園樹木の伐採木の活用を組み合わせます。古材は苅藻島ヤード、樹木由来の木材はしあわせの村ヤードで処理し、二拠点体制で資源循環を推進します。
神戸市は里山を都市と人が循環する持続可能な空間へと再生させるため、里山再生戦略を策定。四つの柱は資源循環の創出、里山関わる人材の育成・確保、技術・機材の導入と活用、里山と都市・地域社会の関係性を深め協働を促進すること。地域資源の評価と活用モデル(KOBE WOOD)を普及し、木材製品・備長炭・竹資源の再生産を通じた新たな産業創出を目指す。2025-27年度のアクションプランとして具体化。
今年5月、内閣府からSDGs未来都市に選定され、あわせて自治体SDGsモデル事業にも選定された。県内でのダブル選定は初であり、注目度が高い。里山再生計画「さとぷろ。」の取組が高く評価されたことが大きな要因で、環境保全のみならず事業者や教育機関など多様な主体と連携できる可能性が広がります。今後はダブル選定の成果を地域課題解決に活かし、SDGsの推進を市民とともに深化させていく。